アカデミー賞と政治の絡みで多様性に富んだ受賞作の数々

はじめに

今回のアカデミー賞は、‬

‪多様性に富んでいたようですね。‬

‪黒人監督や黒人作家の小説を‬

‪映画化した作品が目白押しです。‬

‪話題作「ボヘミアン・ラプソディー」で‬

‪クイーンのフレディ・マーキュリー役の‬

‪ラミ・マレックが‬

‪主演男優賞を受賞しましたね。‬

‪是枝監督は残念でした。‬

黒人監督の映画

今回は、人種や国籍の多様性で

明るい未来が見えるという映画人の

メッセージが強烈だったようです。

ピーター・ファレリー監督の

「グリーン・ブック」は、1960年代初頭の

実話です。

白人と黒人の融和がテーマです。

作品賞と脚本賞を受賞しました。

また黒人ピアニスト役のマハーシャラ・アリは

助演男優賞を受賞しています。

ストーリーは、知的で裕福だが

アイデンティティに悩む黒人ピアニストと

ヤクザで無学な貧しい典型的なイタリア系の

用心棒のふたりが人種差別の激しい

米国最南部へ演奏旅行をするのです。

徐々にお互いを理解するようになるのです。

ライアン・クーグラー監督の

「ブラックパンサー」は、美術、

衣装デザイン、作曲の3部門で受賞しました。

スーパーヒーローものとしては、

初の作品賞候補になりました。

ストーリーは、アフリカの架空の最先端の

文明国家の若い国王が、

漆黒のスーツ姿で闘うというものです。

スパイク・リー監督の

「ブラック・クランズマン」は

脚色賞を受賞しています。

ストーリーは、コロラド州で初めて黒人警官に

なった男がユダヤ人警官と組み、

白人至上主義団体に

潜入捜査をするというものです。

オスカー受賞式でのスピーチ

スパイク・リーは、80年代から、

黒人監督の先頭に立ち、闘ってきたそうです。

今回初参加のオスカー受賞スピーチで、

「愛と知恵で人間性を取り戻せる。

2020年の大統領選挙は近い。皆で正しい

選択をしよう。憎しみより愛をつかもう。

正しいことをしよう」と述べました。

主演男優賞は、

「ボヘミアン・ラプソディー」のクイーンの

フレディ・マーキュリー役のエジプト系の

ラミ・マレックに決定しました。

マレックは、「この作品に登場する男は、

ゲイで移民の子だった。でも彼は

迷いを捨て、自分らしく生きた。世界が

このような作品を求めているから、

僕はここにいる。両親はエジプトから来た。

僕はエジプト系米国人だ」と述べました。

最後に

アカデミー賞は、政治的状況を

反映しているかのようです。

色々な人種や国籍の監督や作家による

作品が日の目をみたのも、

画期的なことだったと思います。

そんな中で、

日本人の作品もアカデミー賞の候補に

上がったのは、名誉なことだと考えられます。

今後のますますの活躍を期待したいものです。

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