中国建国70周年!集団指導体制から個人崇拝独裁へ逆流

はじめに

「建国の父」と呼ばれた毛沢東は、

抗日戦争や国民党との内戦を戦い

勝利しました。

しかしながら、1950年代後半に、

農業と鉄鋼を増産させる大躍進政策を

打ち出したのですが、失敗し

3000万人以上の餓死者を

出してしまいました。

結局、文化大革命と呼ばれる一連の改革は

中国全土に混乱を招くばかりでした。

そして、1976年に中国は、

毛沢東崇拝という「個人崇拝」の反省から

鄧小平氏の改革開放政策によって

市場原理を導入し、「集団指導体制」に

転換したのですが、習近平氏は2018年の

憲法改正で、なんと国家主席の

任期を無くすという

暴挙に出たのです。

これで「集団指導体制」は崩壊し

政治が逆流しています。

まさに習近平氏の独裁政権に

変貌したのです。

そして、中華民族の偉大な復興を唱える

習近平氏は、2049(建国100)までに

「社会主義現代化強国」になり世界の

トップに立つと高らかに宣言しています。

ヒトラーやスターリンに匹敵するような

強力な絶対権力を掌握するのではと、

思わせられました。

ついに発砲事件発生

中国のあの威嚇するような

軍事パレードには驚天動地です。

軍事力はアメリカと比肩する程です。

今回のパレードで、初めて大陸間弾道

ミサイル(ICBM)の東風(DF41)

登場させました。

このDF41は中国の移動式発射台から

アメリカ全土を隈なく攻撃出来るのです。

しかもミサイル1発につき最大10発の

核弾頭を搭載しているので

ほとんど迎撃不可能です。

明らかにアメリカや香港を意識した

パレードのようです。

一方、香港デモでは高校生を標的にして、

まさに、至近距離から心臓を狙って、

警察が憎悪を込めて、

銃撃した映像には衝撃を受けました。

中国は、悪の帝国を築き上げようと

しているかのようです。

このような70歳になった中国の逆流政治を

止めることは出来ないのでしょうか。

アメリカや香港だけの問題ではなく、

中国がチャレンジしているのは自由と

民主主義という私たちの価値観そのものに

対して向けられているのです。

世界中の世論が結束しないと

中国習近平政権のやりたい放題です。

本当に「ひとごとではない」という

共感の輪を広げなければならないのです。

中国の人権問題について

2015年の秋から冬に香港の書店

関係者の失踪事件があります。

香港の繁華街で書店をかまえ、

共産党政権の内幕本などを出版したり

販売していた書店経営者や社員5人が

大陸や海外で拘束され連行され、

裁判無しで、

自白を強要されたそうです。

また中国本土で人権派の弁護士や活動家が

一斉逮捕されたり、

ノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏が

実質的に獄中死しています。

さらに新疆ウイグル自治区の

イスラム教徒への迫害等が

激烈になっているそうです。

最後に

中国の軍拡路線は、周囲に脅威を

撒き散らしています。

世界第ニの経済大国になり、

中国人民の生活は、とても便利で

豊かになったとは思うのですが、

自由にものを言えない状況は、

人間として我慢出来ないのでは

ないでしょうか。

習近平氏は、930日の晩餐会で、

人民の結束を訴えていました。

しかしながら一方で北京の有名大学教授の

「新型兵器の開発に使うカネがあったら

医療に回すべきだ」という発言に

耳を傾けて欲しいものです。

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