はじめに
日本の夏は殺人的です。
熱中症で亡くなる人が
毎年100人以上も出るの異常事態です。
危惧すべき病気は熱中症だけでは
ないのです。
①脳梗塞
体が脱水状態になると、血液がドロドロに
なり、血栓が出来やすくなります。
この血栓が脳に詰まり脳梗塞を
引き起こすのです。
気温が32度以上になると脳梗塞のリスクが
あがります。
リスク軽減のために魚の脂から取れる
脂質で血液サラサラにすべきです。
睡眠時間が短いと血管が収縮して、
血栓が出来やすくなります。
睡眠時間の十分な確保は重要です。
早朝ランニングは血栓を作りやすいので、
絶対に避けなければならないです。
②心筋梗塞
心筋梗塞は、動脈硬化が、
原因で心臓の血管が塞がり、
血流が止まった状態です。
自覚症状としては、胸に痛みが生じます。
発症から3時間が生死の分かれ目です。
また、治療出来る病院は
限られているので事前に要チェックです。
③白内障
白内障の原因のひとつが紫外線です。
紫外線は角膜で吸収され、目のレンズ役の
水晶体に吸収されるのです。
治療が遅れると失明のおそれもあります。
サングラスや帽子の着用は必須です。
朝夕は太陽光線が直接目に入ってくるので
特に要注意です。
④皮膚がん
皮膚がんも紫外線が一因です。
対策としては、日焼け止めや長袖の着用で
だいぶ予防できそうです。
⑤クーラー熱
冷房のきいた室内と、屋外との温度差で
体調を崩してしまいます。
自律神経が乱れ、体のだるさ、胃腸の
トラブル、頭痛、腰痛など様々な
不調異変を生じるのです。
室内と屋外の温度差を5度以内にするのが
重要です。
⑥脱水症状
体から体液が減少すると、消化器や脳の
血流が低下します。
そして、食欲不振、疲労感、めまいなどの
症状が出てきます。
脱水症状が進行すると、
汗がかけなくなるのです。
さらに、意識障害やけいれんなどを
引き起こすのです。
対策としては、こまめな水分補給です。
⑦手足口病
手足口病は、手足にボツボツが出来ます。
高熱が出て、全身倦怠感、悪寒、
関節痛などの症状があります。
⑧プール熱
アデノウイルスが原因の感染症です。
プールの水から広がっていくので
プール熱と呼ばれます。
39度の高熱、のどの痛み、結膜炎などの
症状があります。
⑨水毒症
水分の摂り過ぎが水毒症の原因です。
必要以上の水分の摂り過ぎは、体に溜まり
むくみが生じるのです。
水分は、1日2リットルまでとした方が
いいと思います。
⑩ヘルパンギーナ
ウイルス性の感染症です。
39度以上の熱が続き、のどが赤く腫れ、
小さな水泡がたくさん出てきます。
食物繊維を摂取し、
腸内環境を整えることが重要です。
なども要注意です。
最後に
日本の夏は本当に怖いくらいです。
高温多湿で、毎年熱中症で亡くなる人が
大勢います。
紫外線は、年々上昇中であり、
夏が日本人にとって乗り越えていくべき
試練になっています。
熱中症だけではなく、様々な病気も
侮れないので、より一層
夏を乗り切り対策を立てて
行かねばならないと思います。