ライオンキングの舞台アフリカ!手塚治虫ジャングル大帝との類似性

はじめに

映画ライオンキングが超リアルで

不気味だとの指摘があります。

ジョン・ファブロー監督によると

すべてがデジタル空間で作られた

映像だとのことです。

演出のジュリー・テイモアも

アニメらしさを払拭しパペットを

使うミュージカルとも完全に

相違するものと述べています。

ストーリーについて

アフリカの広大なサバンナが舞台です。

野生動物たちの王であるライオンの

ムファサの子として出生したシンバは、

いつか父のような偉大な王になることを

夢見ながら成長していきます。

しかし、ある時、虎視眈々と

王位を狙っていた叔父スカーの

謀略によって父の命を

奪われてしまいます。

シンバ自身もサバンナを逃げるように

追われてしまいます。

砂漠で息も絶え絶えだったシンバですが、

イボイノシシのプンバァと

ミーアキャットのティモンに

助けられます。

新たな仲間との出会いによってシンバは、

過去を忘れたかのように穏やかに時を

過ごしていくのでした。

一方、裏切り者スカーが支配する

サバンナはすっかり

荒れ果ててしまいました。

緑豊かなジャングルである

動物王国プライドランドの

存続の危機が迫っていました。

果たして、シンバのリベンジがなり、

王位を奪還できるかどうかです。

ライオンキングのメッセージ

超実写版であるライオンキングは、

アメリカでは歴代最高の

興行収入で、記録的な大ヒットに

なっています。

「超実写版」とは、ディズニーが挑んだ、

実写もアニメーションも凌駕する

新たな表現方法です。

実際には動物たちも風景も

その全てがCGなのです。

動き、毛並み、息をして

膨らむおなかなどといった細部に

至るまで本物そっくりに

表現されています。

その柔らかさや息遣いまで感じられます。

超リアルでありながら、実写であれば撮影

不可能だった映像の数々を存分に

表現できるのも、

「超実写版」の強みです。

また、『ライオンキング』といえば、

最高峰の音楽をあげられるのです。

ディズニー史上最高のCD売り上げ枚数を

記録しています。

中でも、時を経て再会を果たした

シンバとナラが歌うデュエット曲

「愛を感じて」は圧巻で、

音楽界の頂点を極めた二人による夢の

共演になりました。

そして革新的な映像と、最高峰の名曲の

奇跡的なコンビネーションにより

もたらされる感動はまさに圧巻です。

アフリカの真っ赤な太陽が地平線から

顔を出し、

主題歌「サークル・オブ・ライフ」が

大音量で響き渡るオープニングから

心は一気に動物たちの王国

プライドランドへ行くのです。

美しい映像と音楽の相乗効果で、

映画の世界に完全に

入り込んでしまったかのような

感動に包まれます。

幼いシンバが恐れを克服して

世界における自分の役目を果たそうとする

姿を通じ、分断と対立の時代に高らかと

歌われる生命の賛歌は、「一人ひとりは

繋がっていて、互いのためにできることが

ある」という新たなメッセージとして

人々の魂まで揺さぶるのです。

手塚治虫のジャングル大帝

ライオンキングを視聴して、

どうしても日本を代表する漫画家

手塚治虫を想起するのは

私だけでしょうか。

鉄腕アトムとともに、手塚治虫の

代表作品ジャングル大帝は、

人間に育てられた白いライオンの子・

レオの成長する姿を通して、

自然と人間の関わりを描いた

長編マンガです。

アフリカ、赤道直下のジャングル地帯に

ジャングルの王・白いライオンの

パンジャがいました。

しかしパンジャはハンターに殺され、

その王女は、動物園へ送られる途中の

船の中で、王子を産み落します。

王女はその子をレオと

名づけ「アフリカへ帰り、

父のあとをついで王になりなさい」と

言いきかせて船から逃がします。

そのあと、あらしで船は沈み、

王女は死んでしまいました。

初めてアフリカのジャングルを見た

レオは、その野蛮な殺戮の

世界を嫌悪します。

しかしやがて自信を回復して、

弱い動物たちを守る動物王国を建設して、

偉大なジャングルの王者として

成長していくのでした。

最後に

ウオーキングサファリについて

アフリカザンビアの

ウオーキングサファリは野生体験の

醍醐味を味わえるそうです。

スリリングで楽しいが常に

命の危機に晒されるという事です。

安全なジープで周遊するのに

飽きた人々が取り組める

命懸けの体験という、

まさに非日常の世界が

展開されるのです。

ここザンビアでは、

あくまでも人間が主役です。

手塚治虫のジャングル大帝も悪徳な

人間が登場します。

しかしながら、ライオンキングは

人間は出てきません。

動物が主役です。

人間社会と同様に、嫉妬に駆られ、

暴力や策略で権力を奪還する様は、

人間不在では

ありますが、人間社会の権力闘争

そのものです。

そうであっても、一人ひとりは

繋がっていて、互いのためにできることが

あるというライオンキングの

メッセージは心に響くものがあります。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。