技能実習生へ日本語教育と躾け指導

はじめに

やっと終わったという感じです。

1ヶ月限定の中国、ベトナム人、

ミャンマー人、インドネシア人対象の

日本語教育です。

最近はベトナム人が

急増していますが、猫も杓子もという

感じで、ええ加減な気持ちで

来日する技能実習生が多いようです。

でもここは、日本の

日本語学校ですから厳格です。

技能実習生が100名いたら、2〜3人は

研修を終えて、各職場に配属されても

脱落し、失踪するようです。

日本語学校での研修中にも、

その兆候らしきものはあるようです。

やはり、真面目に日本語学習に

取り組めないものは

脱落していくようです。

技能実習制度について

技能実習生制度に関しては、

国際社会の厳正な目が注がれてきた。

最も、具体的に問題点を、

指摘をしてきたのは、

米国国務省の人身取引報告書です。

2016年までしつこく繰り返されてきた

指摘は、「日本は、

強制労働および性的搾取の人身取引の

被害者である男女、および性的搾取の

人身取引の被害者である児童が送られる

国であり、被害者の供給・通過国である。

主にアジアから移住労働者は男女ともに、

政府の技能実習制度を通じた一部の

事案を含め、強制労働の状態に

置かれている」とあります。

日本人にとって、

酷評され過ぎていないかと

感じる部分もなきにしもあらずだが、

「借金による

束縛、暴力または強制送還の脅迫、恐喝、

パスポートの取り上げ、その他の精神的な

威圧手段を用い、被害者の移動を厳しく

制限する」というような具体的な指摘を

受けると、

否定できないのではないでしょうか。

2017年になると、「人身取引

撲滅のための取り組みの強化」を

評価する記述が登場するのですが、

「技能実習制度における労働搾取を

目的とする

人身取引犯罪の可能性」についての

言及が依然として存在しているのです。

同種の指摘は、国連人種差別撤廃委員会の

最終見解(2014年)や

国連自由権規約委員会の最終見解

(2014年)などにも見られます。

労働力不足の日本は、

技能実習生と留学生という裏口のルートを

使って、年間20万人ペースで

外国人労働者を増やしてきたのです。

わが国がすでに

移民大国となっていること、

移民を正面から認めるべきという

ことだということを

主張してきたのですが、

国際的な指摘を待つまでもなく、

もはやごまかしは効かないということを

肝に銘じるべきなのです。

私は、特定技能が定着すると、

やがては技能実習生制度そのものが

発展的に解消する可能性があると

見ています。

まずは、特定技能を導入するにあたって、

技能実習生制度で指摘されてきた

問題点を克服しなければならないのです。

失踪と犯罪が発生する理由

ベトナム人の技能実習生を巡って、

ここ数年、問題になっているのが失踪と

犯罪の増加なのです。

他の国でも同様の問題が存在しており、

実習生が急増したベトナムで

顕在化したものです。

2017年のベトナム人技能実習生の

失踪者の数は3751人、

刑法犯検挙人員は398人と、

共に急増しています。

昨年は、70人をチャーター便で

ベトナムに強制送還したとのことでした。

ベトナム人の場合、凶悪犯はまれで、

万引きなどが多数を占めるため、

国民感情が悪化するには至っていないが、

すでに現状を放置するのは危険な水域に

入っているようです。

逆もまたしかりです。

日本社会に適応できずに失踪や犯罪に

走るベトナム人の日本への感情も

良いはずがないのです。

最後に

日本語学校で、学ぶ多くのベトナム人は、

真面目に日本語学習に取り組んでいます。

今後ますますベトナム人が増えていくと

思います。

日本は、もっと技能実習制度について、

見直して、技能実習生が

その目的を達成できるのを

環境として構築して

いかねばならないと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。