はじめに
日本のオフィスワーカーは、
世界で一番、長時間
座っているそうです。
座りすぎは、健康に悪いという
ことなので、
職場で座り過ぎ対策として
何が出来るかということです。
あまり目立たずに簡単に出来る
方法がいくつかあるようです。
長時間の座り過ぎの結果について
連続して、長時間座り続けると、
血流不良を起こして、代謝が
落ちるのです。
むくみや冷え症ばかりでなく、
高血圧症、糖尿病、心筋梗塞などの
重篤な病気を招来しかねないのです。
デスクワークに集中していると
なかなか運動出来ないのですが、
敢えて意識して実践するべきだと
思います。
座り過ぎ対策について
まずは、30分に一度立ち上がるだけでも
いいのです。
困難なら、1時間に1回でも
立ち上がるだけでも、
だいぶ違います。
慣れてきたら、次のようなステップを
踏んでいけば、いいと思います。
①つま先・かかと上げ
片足のつま先を上げて、もう一方の
かかとをあげます。
10回ほど繰り返します。
②膝伸ばし
片膝を伸ばして、ゆっくり下ろして
いきます。
交互に2、3回繰り返します。
③お尻上げ
お尻をゆっくり浮かして、
静かに座ります。
交互に2、3回繰り返します。
④上体ひねり
背もたれに、片手を添えて、
上体をひねります。
左右5〜8秒ぐらいひねります。
⑤背伸び
両脚を腰幅ぐらいに開いて、
かかとを上げて背伸びします。
⑥脚横上げ
片脚ずつ、ゆっくり横に上げ下ろしを
します。
交互に2、3回繰り返します。
⑦左右重心移動
脚を大きく開いて立って、ゆっくり
左右に重心を移動します。
交互に2、3回繰り返します。
⑧腿上げ
片膝を曲げた状態で90度になるまで
引き上げて、下ろします。
交互に2、3回繰り返します。
⑨背筋伸ばし
椅子の背もたれに手を添え、脚を
大きく開いて、お尻を後ろに
押し出して、背筋を伸ばします。
5〜8秒ぐらい続けます。
最後に
ジムに通ったりして、定期的に
運動している人でも、座り過ぎのリスクが
解消されるわけではないと思います。
職場でスキマ時間に地道に運動する
必要があります。
意識して、筋肉を鍛え、活動機会を与え、
体の血流を促進すると良いです。
職場で座った状態でも、
立ち上がった時にも
意識すれば、かなりの運動量が
確保出来るのではないでしょうか。
自分の健康は、自分で守るという姿勢で、
また、政府が推進する働き方改革を
実践するという意味でも、
この座り過ぎ対策の簡便な体操は、
素晴らしいものではないでしょうか。
身近なところで実践できる
お金のかからない改革が
可能になるのです。