豚コレラ清浄国日本が汚染国に転落してもワクチン接種の可否

はじめに

脆弱な日本の防疫体制で、

アフリカ豚コレラの侵入を

防げるのでしょうか。

日本の養豚農家の崩壊にも

繋がりかねないようです。

訪日外国人が激増したことが

大きな要因ですが、国際空港での

水際対策が、ますます厳しく

なって大変な状況のようです。

アフリカ豚コレラの発生拡散

2019530日現在の農林水産省資料の

抜粋によると、以下の経緯で

アフリカ豚コレラが

発生拡散してきたようです。

2007年以前〜アフリカ諸国に常在

2007年〜ジョージア、アルメニア、ロシア

2008年〜アゼルバイジャン

2012年〜ウクライナ

2013年〜ベラルーシ

2014年〜リトアニア、ポーランド、

ラトビア、エストニア

2016年〜モルドバ

2017年〜ルーマニア、チェコ

2018年〜ハンガリー、ベルギー、

ブルガリア、中国

2019年〜モンゴル、ベトナム、カンボジア

北朝鮮

以上のことから、徐々にアジアにアフリカ

豚コレラが迫り来る

感じになっているようです。

如何にしても水際対策で、侵入を

防がないといけないと思います。

農林水産省の対応について

農林水産省は、4月に動物検疫を

強化しようとしました。

検疫探知犬を29頭から40頭に増やし、

中国やベトナムなどからの便を中心に

警戒体制を敷いたのです。

しかしながら、まだまだ脆弱です。

オーストラリアでは、

日本の3割くらいしか外国人訪問者が

いないにもかかわらず、検疫探知犬は

日本の1.5倍もいるそうです。

ところで、養豚農家は、

豚コレラのワクチン接種を

熱望しているのですが、

国は、頑なに拒否しています。

なぜなら、農林水産省は、

ワクチン接種によって、日本が清浄国から

汚染国に転落し、風評被害で日本の豚肉の

輸出に影響し、

豚肉の価格低下に陥ることを

危惧しているようです。

また、ひとつには

ワクチン接種を思い切って

やれない理由としてアフリカ豚コレラの

ワクチンが開発途上で、

治療法が無く致死率が非常に

高いためです。

養豚農家の不満

養豚農家の意見のひとつですが、

「農林水産省は、自分たちが水際で

食い止められずに豚コレラの侵入を

許しイノシシにウイルスを広げたのに

農家にレベルアップを、平然と求める。

その言い草はないだろう」と

かなり不満があるようです。

最後に

官邸、農林水産省、養豚農家など

それぞれに思惑があるので、

複雑に絡み合って関係者間に亀裂が生じ、

その間隙をぬって

いつのまにかアフリカ豚コレラの侵入を

許してしまうという事態は

絶対に避けなければならないと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。