はじめに
全国高校野球選手権大会は、
いよいよ8月22日に決勝戦です。
大阪代表・履正社と石川代表・星稜の
対戦となりました。
打線に切れ目の無い履正社と
大会屈指の投手奥川との
因縁の対決が見ものです。
まだ履正社は奥川を打ち崩した
事が無いので興味津々です。
春の選抜大会では星稜の奥川に
完封負けを喫している履正社の
リベンジなるかということで
見応えある試合になりそうです。
決勝戦について
第101回全国高校野球選手権大会
最終日は、8月22日に決勝が
実施され、履正社(大阪)が星稜(石川)に
5-3で競り勝ち、春夏を通じて
初優勝を果たしたのです。
1点を追う3回に井上の3点本塁打で
逆転し7回に追いつかれたが
8回に野口の適時打で勝ち越し
さらに1点を追加しました。
結局、奥川から11安打5点を
叩き出したのです。
優勝校履正社について
大阪府豊中市にある1922年創立の
私立校です。
同年に野球部も創部されました。
夏の甲子園は、今回が4度目の出場です。
春は、8度出場して2014年と2017年に
準優勝しています。
卒業生には、プロ野球の
山田哲人内野手(現ヤクルト)、
T-岡田外野手(現オリックス)、
ロッテの安田尚憲内野手がいます。
今大会の履正社の試合について
①1回戦 霞ヶ浦 11対6
②2回戦 津田学園 7対3
③3回戦 高岡商 9対4
④準々決勝 関東第一 7対3
⑤準決勝 明石商 7対1
⑥決勝 星稜 5対3
以上のように履正社の打撃の破壊力は
群を抜いていて、どの試合も
二桁安打を達成していました。
暑さ対策について
グラウンドの球児たちの
熱戦もさることながら、
観戦するファンの方々にとっても
危険なほどの厳しい暑さでした。
今年は暑さ対策で売店で、首から下げる
小型扇風機や冷感スプレーが販売されたり
応援する観客のいるスタンドに、噴霧器で
水を吹きかけたり、選手の体を冷やす氷水
が用意されたりしていました。
甲子園球場のスタンドには、
屋根が無いので、なお一層直射日光に
晒されるのです。
そこで、大会本部も暑さ
対策をしていたのです。
アルプス席と外野席の場内通路に
約7000万円かけて、
エアコン28台を増設したのです。
またアルプス席の床面を
遮熱塗装をしたのです。
最後に
とにかく、因縁の星稜と履正社が
決勝戦を闘い、春の大会で
奥川を打ち崩せず、完膚なきまでに
破れた履正社が
見事にリベンジを果たすという
結果に終わりました。
数々の感動的なドラマが
展開され、多くの高校野球ファンを
魅了した令和初の記念すべき
大会だったと思います。
暑さ対策も色々実施され、
まだまだ課題はあるようですが、
無事に終了して
なによりだったと思います。