中国版GPS北斗の普及で中国の陸海空の覇権実現の目処の可否

はじめに

中国版GPSの北斗が凄まじいです。

アメリカを抜き、

世界最大になるのです。

一帯一路が宇宙でも実現し

中国は文字通り陸海空を支配し

世界を制覇するのではという危惧を

抱かざるを得なくなりそうです。

米中貿易戦争の渦中にありながら

かくも発展するのは驚異です。

中国のデータ覇権

137ヶ国という一帯一路の参加国に、中国は

北斗の利用を強く勧めているのです。

中東を含めた30ヶ国以上が、

北斗を実用化するようです。

標準化すれば、中国は幅広く

自らの技術を売り込めるのです。

最大20基以上の北斗が東京上空を

飛んでいます。

今後は、当然ビジネスへの波及効果が

拡大していくと思います。

北斗vsGPS

アメリカのクアルコムは、

スマホ向け半導体の大手企業ですが、

即座に北斗に対応しました。

スイスの半導体の大手企業が

2015年に、すでに車載用で

対応しているのです。

レノボ・グループも今年の5月に、

対応しました。

中国発の新たな衛星利用が

世界中に普及しているのです。

アメリカは、ますます警戒感を

強めていくでしょう。

北斗を採用する国が増加すると、

アメリカの軍事的優位性が

なし崩しにされていくからです。

GPSの弱点は、受信した端末の位置情報が

特定出来ないのです。

一方、北斗はメッセージを送受信出来る

機能を有しているのです。

ビジネスへの波及

中国がアメリカと総力戦で、

対峙するという状況になってきました。

地上では次世代無線通信の5Gであり、

海底では通信ケーブル、宇宙では

測位衛星と中国の底力には

驚天動地です。

5Gの技術開発では、世界に先行し、

今また、北斗が猛烈な勢いで、

GPSを凌駕しようとしているのです。

通信インフラで中国が世界各国に

影響力を強化すれば、それに呼応して、

製品やサービス面でも、優位性を

把持出来るのです。

世界の半導体メーカーが北斗に

対応していくのは、自らのビジネスを

展開していくためです。

そういうわけで、ビジネスの世界では、

中国抜きではやっていけない状況に

なっているのです。

最後に

アメリカの危機感は、異常なほどです。

確かに、中国の目覚ましい発展ぶりは

眼を見張るものがあります。

アメリカがファーウェイに対して制裁を

課したりするのは、

次世代通信技術で主導権を取られると、

国家安全保障上の脅威になると

考えているからです。

またビッグデータをやり取りする

イノベーションや新ビジネスの創出で

中国に先行されるかもしれないのです。

米中の激しい覇権争いの狭間にある

日本ですが、技術立国日本と

言われ続けてきた過去の栄光を

取り戻すためには、ひたすら一方に

加担するのではなく、

米中をじっくりと観察して自らの

立ち位置を考慮すべきだと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。