キャッシュレス決済国際比較で日本は下位低迷QRコード統一の可否

はじめに

日本のキャッシュレス決済比率が

低迷しています。

先のセブンペイ事件がかなり

尾を引いていると思います。

政府当局は、2025年までに

キャッシュレス決済比率を

40%に引き上げる目標を

立てていますが、果たして

達成出来るか不透明に

なってきたようです。

各国のキャッシュレス決済比率順位

1 韓国

2 英国

3 中国

4 カナダ

5 米国

6 インド

7 日本

8 ドイツ

以上2016年のキャッシュレス推進協議会の

リサーチによる資料ですが、

やはり日本は、先進国で下位に

低迷しているようです。

あの韓国がトップとは驚きですが

キャッシュレス化進まない原因

キャッシュレス化が進まない原因が、

乱立で選べないし、登録が

面倒という事があるようです。

選択肢が多いと興味を持たれるが

多過ぎると選択を避けたくなるのが

人情というものです。

一方、中国はアリペイの独壇場で

使い分ける面倒が無いので普及したと

思います。

QRコード統一不可能(足を引っ張るのは)

当初、経産省と事業者はQRコードの

統一規格JPQRを作って早期運用する

事を検討してきたのです。

しかしながら、

ソフトバンクとLINEが参加脱落し、

統一されたQRコードが

誕生しなかったのです。

これでは、ユーザーとしては

使い勝手が悪いので、

敬遠するのは当然です。

離脱理由が私益優先のようです。

訪日客の決済需要を取り込むためです。

中国のアリペイやテンセントと

提携するというのです。

ソフトバンクとLINEは国益より

私益優先が明確になったようです。

しかも中国傾斜の

最後に

飛躍的な中国に対して日本の現状は

悲観的です。

日本のIT(情報技術)分野の投資は

停滞したままです。

情報処理推進機構の

室脇慶彦参与によると、「日本企業は

IT投資の8割を古いシステムの維持や

運用に使っている」と述べています。

日本は負の循環を断つべきです。

また、デジタル化で、圧倒的に日本を

凌駕している中国は、

新興企業が低コストで、

いきなり最新システムを

導入したそうです。

でも日本企業の古い体質が

原因で、経営者の多くが巨額の投資や

旧システムの除却を見送り、

刷新出来なかったのです。

一方、中国のキャッシュレス化が

さらに進化しているようです。

モバイル決済市場は2強の

独壇場です。

所謂アリペイと

ウィチャットペイです。

そのうちのアリペイが

小売業者と開設した店舗の例ですが

いけすで泳ぐ魚を

スマホ決済すると

30分以内に自宅に届くのです。

ドンドン進化している中国に

追い付くことが、果たして

日本に出来るのでしょうか。

日本の企業によっては、

儲かりそうな中国に傾斜するのも

あり得るかもなんですかね。

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