はじめに
8月1日の夜に山本太郎れいわ新選組
代表が東京新宿駅西口で
街頭記者会見を開催しました。
老若男女1000人近い聴衆が参集し
大盛況だったそうです。
参院選後もブームは
継続中のようです。
政党要件を獲得してメディアの
注目を浴び続けて行くと
大化けするかもしれません。
山本太郎について
山本太郎氏は、東北大震災後の
東京電力福島第一原発の
事故を契機として、俳優から政治家に
転身したのです。
「脱原発」の主張を強く訴え、
テレビ局やスポンサーに干されたのです。
俳優やテレビタレントの仕事を
失ったわけです。
その逆境にあった彼が、
れいわ新選組を立ち上げ、
タウンミーティングでの対話のような
街頭演説を始めると、
演説に感動した人たちが彼のチャレンジを
個人献金で支えてきたのです。
日本の政治史では、画期的な現象では
ないでしょうか。
献金額が3億円を超えたと報道で聞き、
とんでもない現象が勃発したのだと
思ったのは私だけではないでしょう。
何かが変わりつつあるのでは、
地下のマグマの活動のように
まだ表面化してないですが、
いつしか大爆発するのではという
予兆さえ感じるようです。
小沢一郎の山本太郎評
民主党政権を事実上誕生させた
政界の仕掛け人小沢一郎は、
山本太郎の政界で貢献したことは、
立憲民主党や国民民主党を覚醒させる
効果があったと高く
評価しているようです。
しかしながら、山本太郎は
組織の中でステップバイステップで
一歩一歩進んでいくタイプでは
ないので、単なるパフォーマンスで
終わってしまうのではと
杞憂の念も把持しているようです。
世間は移り気で、マスコミも同様です。
衆院選に向けて
野党共闘で、政権を仕留める
気十分なようなれいわ新選組です。
政治は一寸先は闇ですから、
思わぬ事態が惹起されるかわかりません。
山本太郎が参院選後も精力的に
街頭演説を行っているのは、
選挙中のれいわ旋風に
乗っているようです。
街頭演説の内容も聴衆の質問に
答える形をとっています。
テーマも消費税、格差、日韓外交、
辺野古基地建設、タトゥー、精神障害、
生活保護、吉本興業問題など
多様性のあるものです。
山本太郎は、今後全国で、街頭演説を
実施するようです。
最後に
勢いのある政治勢力は最早止めることが
できません。
れいわ新選組の山本太郎もそうだと
思います。
参院選後には、マスコミも
堰を切ったように、山本太郎のことを
報道し始めました。
勢いにますます拍車がかかると
予測されます。
日本の政治史を振り返ると、
数々のブームの乗った政治勢力が
誕生しました。
少なくとも衆院選までは、
れいわ新選組ブームが続いて、
山本太郎が檜舞台に
登場するのも間近ではないでしょうか。