はじめに
久しぶりに日本語教育に
携わることになりました。
中部地方の某日本語学校です。
1ヶ月の短期間で、
技能実習生に実践日本語を
教えるわけですが私は中国や
ベトナムの大学で日本語教育の
経験はありますが
技能実習生を指導するのは
初めてですので緊張しています。
勤務時間について
出退勤は、タイムカードに
記録されていきます。
以前、神戸の日本語学校に
勤務したことがありますが、
校長がペスタロッチのような人で、
教育に関して一家言を持っていました。
それで色々勉強になりました。
日本にある日本語学校の大多数が
そうでしょうが、
真面目過ぎるくらいに真摯に
日本語教育に向き合い、
熱血指導をしています。
ストイックで、自己に厳し過ぎ
ではないかと思われるほどです。
この日本語学校の勤務時間は、
一応8時半から17時までですが、
時間過ぎでも補習や教材研究に
勤しんでいます。
職員構成について
圧倒的に女性の多い職場ですから、
細かいことによく気がつくという
感じです。
私のように大雑把な人間にとっては
少し息が詰まるような気がします。
実習生に対しては、かなり厳格な
指導をされていて、女性でありながら、
怖がられる存在の人が多いようです。
私は、今日が初授業で、授業後の
掃除指導も16時からしなければ
ならなかったのですが、
初めてだったので、先輩ベテラン
女性教師が掃除指導の見本を
見せてくれました。
指導の厳しさに仰天しました。
授業に関して
教材に関する資料が、
ここまでするかと思われるくらい
完備されていて、共有されています。
女性が大多数を占めている職場とは
こんなものかと、
改めて女性パワーに驚天動地です。
アマゾネスではないですが、
日本の政治家ももっと女性が増えると
シッカリキッチリした国に
なるのではと思います。
私にとっては、多少息が詰まる国家に
なると思いますが…
技能実習生について
この学校を最終仕上げとして、
1ヶ月間終了後、日本の企業で、
働き、現実的に上司と接して
いかなければなりません。
この学校で厳しく指導されたことが
必ずや彼ら実習生には
役立つと思われます。
日本に憧れて来た実習生が殆どです。
この学校での1日1日を有意義に
過ごしてほしいものです。
最後に
技能実習制度に関しては、
巷間色々な意見が飛びかっています。
この学校のように、
技能実習生を受け入れて、
厳しいながらも、真摯に
日本語指導に取り組んでいる
ところは、多いと思います。
マスコミに取り上げられているのは、
とんでもない学校やオーナーが、
拝金主義であり、実習生のことを
キチンと考えていないが故だと思います。
日本の大多数の日本語学校が
真面目で熱心に日本語指導に
取り組んでいることを改めて
認識した次第です。