宇宙ごみ除去方法の確立が技術立国日本の責務

はじめに

宇宙ごみが何かと

話題になっています。

宇宙開発競争に伴ない増大する

宇宙ごみを放置すると、

今後の宇宙活動に支障を来たすとの

懸念があります。

それで、国内外で宇宙ごみ

除去について

論議されるようになりました。

宇宙ごみの主な事例について

1996

フランスが1986年に打ち上げたロケットの

破片と同国の衛星が衝突

2005

中国が1999年に打ち上げたロケットの

破片と米国が1974年に打ち上げた

ロケットが衝突

2007

中国が自国の衛星をミサイルで破壊

2009

米国の通信衛星とロシアの軍事通信衛星が

衝突

2013

エクアドルが同年に打ち上げた衛星が

旧ソ連のロケットの残骸と衝突

2019

インドが自国の衛星をミサイルで破壊

以上のことから、宇宙ごみが

大量に発生した原因が何かと

気付かされます。

漂流する宇宙ごみについて

宇宙ごみは宇宙を漂流する

無用の長物です。

運用終了の人工衛星や使用済みロケットや

ロケットの部品や爆発した際の

破片などがあります。

今までに、世界で8500機以上の衛星などが

宇宙上げられ、宇宙ごみは増大する

一方です。

欧州宇宙機関(ESA)の発表では、

宇宙を漂流する9割以上が宇宙ごみであり

破片が一番多く、衛星、

使用済みロケット、

部品の順だそうです。

宇宙ごみの特徴について

①高速である

②観測が難しい

③除去が難しい

大きさ10センチ以上の物体は

2万個あり、1センチ以上のものは

50万から70万個、1ミリ以上のものは

1億個以上あるそうです。

まさに気が遠くなるような量の

宇宙ごみが漂流しているのです。

もし大きさ10センチ以上の宇宙ごみが

国際宇宙ステーション(ISS)や衛星に

衝突すると、甚大な被害をもたらします。

小さな宇宙ごみでさえ、損傷する

危惧があります。

宇宙ごみ除去対策について

宇宙ごみを観測することと予測することが

対策になるようです。

防衛省や宇宙航空研究開発機構(JAXA)

光学望遠鏡やレーダーを使用して、

宇宙ごみを監視しています。

衝突する可能性があれば、

衛星の軌道変更をして衝突を

回避しているのです。

世界全体で軌道変更は、

100回ほどです。

JAXAだけでは、年3から6回ほどです。

今のところ宇宙ごみ除去技術は

確立していないそうです。

文部科学省とJAXAなどが技術開発を

始めたのは、つい最近のことです。

最後に

宇宙ごみについては、国際的にも

まだ法的拘束力がある規制が

ないようです。

日本は率先して宇宙活動の国際的な

ルール作成に取り掛かるべきでは

ないでしょうか。

最近では、盛んに日本の科学技術力が

弱体化していると言われます。

その背景には政策の不適切性が

指摘されています。

日本は真の科学技術立国を目指すべきでは

ないでしょうか。

日本の脆弱な点を補強し、

適切な政策を推進するのが日本にとって

焦眉の急だと思います。

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