はじめに
中国深圳市のある小学校では
児童が校門の黒い画面を覗くと
顔認証で門が開くのです。
不審者侵入防止に有効です。
さらに無事登校したことを保護者の
スマホに知らせる機能もあるのです。
深圳市は、無人コンビニエンスストアや
自動運転バスなどIT技術を
大いに駆使したサービスの
社会実装が街ぐるみで進捗しています。
深圳市の歴史的経緯
1980年に深圳市は、中国で初の
経済特区に指定されたのです。
以降、中国全土から有能な人材が
集まってきたのです。
そしてテンセントやファーウェイなど
民間IT大手企業が誕生したのです。
現在でもスタートアップ企業が
次々に創設されています。
紅いシリコンバレーと言われる所以でも
あります。
それ故にアメリカの警戒心は強く
米中貿易戦争にまで繋がっているのです。
顔認証システムについて
顔認証システムに関して、テンセントが
人工知能(AI)を教育に応用する一環で
開発したそうです。
深圳市内の有力な学校が2018年の夏から
導入し始めました。
AIを使った教材も同時に
開発しているようです。
例えば、外国語会話の能力や
運筆の正確さなどを測定するのです。
最後に
中国の深圳市は、AI革命の最先端を
走っているのかもしれません。
日本は、中国にこの面に関しても
大きくリードされているようです。
日本も深圳市のような経済特区を
作って、世界中から有能な人材を
集めるような努力をすべきでは
ないでしょうか。
テクノロジーは、決して人間の
仕事を簒奪するものではないと
主張するインフルエンサーもいます。
AIやロボットは、人間の新たな
仕事を増やしていくものだと
考えるべきだと言う論客もいます。
例えば、システム従事者、
メンテナンス技師、AIアプリ開発の
仕事は人手不足の状態らしいです。
ソフトバンクの孫正義氏は、
今、AIのエンジニアとデザイナーが
必要であり、ハイテクではなく
ハイタッチで人の心にタッチできる
仕事が求められると述べているそうです。
願わくば、AIロボットが社会全体の富を
自動的に作り出して、人間みんなに
利益をもたらしてくれ、
経済成長もうなぎ登りという事態が
到来するかもしれません。
まさに人間はもはや
働かなくてもよくなり、
好きな事だけしていればいいという
ユートピアが到来するかもしれないです。
中国が先か日本が先か分かりませんが
日本は少なくとも民主国家であり、
昔から、技術立国という下地があるので、
今中国にリードを許してはいますが、
逆転する余地はじゅうぶんに
有ると思います。