日米安保条約トランプ大統領の不平等発言で日本の安全保障論議覚醒

はじめに

1951年に吉田茂首相が署名してから

日米安保条約は早70年になります。

極東の一小国が

大巨人のようなアメリカを相手に

戦ったのです。

それ以前に日本が日露戦争で

ロシアと戦ったことを知らなかった

トランプ大統領は条約が不平等だと

言い始め、隔世の感がします。

安全保障ただ乗りについて

トランプ大統領は日米安全保障条約を

不公平なものだと本気で

思っているのでしょうか。

20189月の会談では、安倍晋三首相が

トランプ大統領に対して、

在日米軍をカリフォルニアに

引き揚げたら、よりコスト高になると

反論しているのですが、果たして

トランプ大統領が納得するかどうか

分かりません。

アメリカ自身はもはや

世界の警察官ではないと認識していて、

60以上の同盟国に対して、

米軍駐留費の増額を求め、

各国に応分の負担を要求しているのです。

日本については、安保ただ乗りの

認識が強いので、防衛の自助努力を

求めてくるのは必定です。

日本の今後の安全保障について

在日米軍基地が今後徐々に縮小し、

最終的には無くなっていくことを

見据えた議論を展開していく必要があると

思います。

日本の野党の殆どは、

日本の安全保障について

真剣に考えているのか疑問点が残ります。

日本の最大の難点は、

安全保障に関して、真摯に論議して

こなかったことです。

場当たり的な議論に終始し、先送りして

きたのではないでしょうか。

日本の周囲は、海に囲まれては

いますが、中国、ロシア、北朝鮮、韓国と

決して公正と信義のある国とは言えない

諸国に囲まれています。

今一度、野党もこのような国際情勢を

しっかりと見据え、まともな国会論戦が

出来るような状況を作ってほしいと

思います。

無責任の体系に堕すのではなく、

国家百年の大系を

考えてもらいたいものです。

日本は侍の国なのに、その精神は

どこに行ってしまったのかと

トランプ大統領は呟いてもいるようです。

このような大統領発言を契機として、

日本の安全保障についての議論を

深めてほしいものです。

最後に

アメリカ議会は、2018年末に

アジア再保障推進法を可決しました。

アメリカ議会ではまだまだ日米安保体制を

支持する勢力が多数を占めるのです。

日本を含めたアジアの平和構築のための

シミュレーション作りが重要です。

仮にインド太平洋で有事が発生すれば、

安保関連法に基づき、自衛隊が米軍に

協力出来ることを、シナリオごとに

アメリカと詰めておくのです。

そうすれば、日本の貢献が視覚化され、

ただ乗りと言われることはないと

思います。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。