スマホ金融先進国中国に倣い日本もペイペイなどへ移行の真偽

はじめに

スマホ金融が既存の銀行の

存在を脅かすような事態に

なってきたようですね。

店舗を所有しなくて融資、

預金、振り込みなどスマホ上で

すべて出来るのです。

もしLINE BANKが実現すれば

そのLINEの利用者は約8,000万人で

潜在的顧客が大手都市銀行の

銀行口座数を越えます。

銀行業界激動の時代

キャリタス就活によると、

日本の3大メガバンクが

就活人気ランキングの上位から

軒並み転落している現状があります。

例えば平成30年卒では、三菱UFJ2位、

みずほ1位、三井住友5位でしたが、

令和2年卒になると、三菱UFJ5位、

みずほ20位、

三井住友28位になっています。

過去には、銀行に就職すれば

人生安泰と思われていたのですが、

様変わりしました。

人口減少もひとつの原因ですが、

銀行の収益力が悪化しているのです。

なんと言ってもスマホと通販という

異業種が膨大な顧客情報を

背景に、銀行の基幹業務を

侵食しているのが、大きな収益力悪化の

原因なのです。

ITと金融が結合するフィンテックを

踏み台として、ソフトバンクとヤフーの

ペイペイ、通信アプリLINELINEペイ、

楽天ペイ、メルペイなど

かつて銀行業務であった決済サービスを

実施しているのです。

主役の座が大きく変わりつつあります。

このような事態の変化を敏感に

肌で感じているのが、就活中の学生です。

当然人気ランキングに影響します。

金融スマホ先進国の中国

今や中国は、スマホ金融の

先進国と言っても

過言ではないと思います。

しかも国家主導で、キャッシュレス化を

推進するという稀有壮大な社会実験を

なしつつあるのです。

すでに、中国ではスマホが社会の

インフラとなっているのです。

スマホのアプリをプラットフォームにして

様々なビジネスが誕生し、互いに結合した

エコシステムが形成されつつあります。

要するに中国は、モバイル決済が

急速に普及し、社会が激変し、

日本より遥か先を走っているのです。

このような中国の現状を凝視することで、

日本の経済や社会が

どう進化すれば良いのか、

考える契機となるのではないかと

思います。

キャッシュレスのメリットとデメリット

消費者にとって現金を持ち歩く

必要がないので、財布が不要で

盗難の心配が無いのです。

現金が介在しないので、

支払いのための時間が短縮されます。

店舗や事業者にとっても現金管理の

コストが削減出来るのです。

デメリットとしては、

デジタル格差問題です。

日本より遥かにキャッシュレス化が

進行している中国でも

100%ではないのです。

高齢者などスマホを駆使できない

スマホ難民が存在しているのです。

それで、キャッシュレス化の

恩恵を受けている層との

格差がドンドン拡大しています。

最後に

中国は、インターネットの普及で

激変しているのですが、

今後5Gを、導入することで、

更なる変化が到来するのではないかと

思います。

後追い日本の企業も、このような

大変革の嵐の渦中に巻き込まれる

可能性大だと思います。

解決すべき多くの問題が

解消していくのでしょうが、

スマホ難民やデジタル格差問題を

常に念頭に置いて、

新たなセーフティーネットを

構築するのが必要不可欠です。

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