香港のデモは一国二制度形骸化を憂慮してのことか否か!

はじめに

香港のデモには、200万人もの人が

参加したようですが、かなり切実な

問題として、香港市民には

受け取られているようですね。

なんと4人に1人が

行動しているわけです。

香港の監視カメラなどの情報が

中国に流れるのを警戒して、

マスク姿の人が多かったそうです。

「逃亡犯条例」改正案について

「逃亡犯条例」改正案とは、

中国本土へ容疑者

引き渡しを可能にするという事で、

一国二制度が崩壊するのではと、

危機感を感じた香港の学生や市民が

中心となりデモが起こったのです。

一国二制度が揺らぐと、世界の

経済・金融センターの香港の地位低下が

懸念されるので、ビジネスマンに

とっても大きな関心事だったと思います。

香港のデモについて

香港にはデモの文化なるものが

根付いているようです。

イギリスのBBC放送によると、

香港には抗議の歴史があり、

イギリス統治下でもデモが

多発したという事です。

2003年に「国家安全条例」案に

対してデモが発生し、香港政府は

白紙撤回したそうです。

2014年の雨傘運動は記憶に新しいです。

香港政府トップの行政長官の民主的な

選挙を要求して、学生を中心に79日間

街頭占拠したのですが、譲歩を引き出せず

強制排除されました。

今回のデモは、最大規模のもので、

行政長官は、窮地に追い込まれ、

譲歩せざるを得なくなったようです。

今後どのように展開していくのか

予断を許さない状況です。

最後に

香港の人々は、中国本土のように

防犯カメラに四六時中監視される

いわゆるジョージ・オーウェルの

1984年』のような社会に

移行していくのを危惧していると

思います。

中国返還後50年間は、一国二制度で

行くという約束だったのですが、

徐々にこの制度が形骸化していくのを

座視できないものと思います。

日本も対岸の火事のように考えることは

出来ないし、香港の次は台湾、沖縄に

飛び火するのではと、考えるのも杞憂では

ないかもしれません。

一方、日本では、凶悪な拳銃強奪犯が

逮捕されるに至ったのは、

監視カメラの存在が大きいです。

確かに、安全とプライバシーは

相反する面がありますが、

現在、全国に約400万台の

防犯カメラが設置されているそうです。

犯罪の早期解決にとても

役立っているようです。

それによって、大きな抑止力になると

思います。

しかしながら、一方で、私たちも

防犯カメラによって

監視されていることになります。

安全とプライバシーの折り合いを

どこに置くかというのは、

これからも常に課題として、

私たちの眼前にあるということです。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。