ゴジラ キング・オブ・モンスターズは一大怪獣叙事詩

はじめに

ゴジラ キング・オブ・モンスターズは

必見ですね。

まるで大震災を

暗示しているかのような作品です。

世界的に天変地異による被災地が

増加しています。

私たちに危機意識を喚起させ

警鐘を鳴らしているのではと

思える迫力あるシーンの

展開で息つく間も無いです。

この映画の主旨

現代社会に対する警鐘のようなものを

感じさせられるのは、

どういうわけでしょうか。

神話時代のキングギドラ、モスラ、

ラドンが次々と復活し、科学者達が

如何に対処していくのか見ものです。

単なる怪獣娯楽映画ではなく、

文明に対する懐疑も含有していると

思います。

私たちの生きるこの世界は、

今や急速に文明やテクノロジーが

進化しているので、前途に対して

なんとなく不安を抱えてもいます。

科学者達も、自らのやっている事に、

確信が揺るぎないものかどうかという

迷妄も少なからず把持しているのです。

この作品では、芹沢博士はじめ科学者達の

葛藤も随所に垣間見られます。

映画のあらすじ

謎の多い組織であるモナークの存在が

クローズアップされます。

モナークは、巨大生物の調査研究をする

秘密組織で、いわゆる

未確認生物特務研究機関です。

モナークの幹部である芹沢博士や

元幹部のエマ・ラッセル博士、

彼女の元夫のマーク・ラッセル博士、

彼は動物学者で、現在一人暮らしを

しているが、思いがけず、駆り出され

翻弄されていきます。

エマとマークの娘マディソン・ラッセルの

活躍も、この映画では顕著です。

また芹沢博士を中心に、科学者達が

怪獣をどのように捉えて、どのように

受け入れるのかどうかの葛藤があり、

その延長線上に、怪獣同士の闘争が

あるのです。

モナークの科学者達の怪獣に対する

考え方は、一枚岩ではないのです。

芹沢博士は、人類と怪獣の共存を

主張するが、マーク・ラッセル博士は、

人類ファーストで、怪獣を殲滅すべきと

考えているのです。

エマ・ラッセル博士は環境テロリストに

感化され、人間の方が滅ぶべきという

過激思想に傾斜していくのです。

同時に、ラッセル一家の家族の

態様も考えさせられます。

家族のそれぞれがどのように怪獣を

通して家族の有り様や環境問題を

把握していくのか、人間ドラマとしても

見応えがあり、

迫力あるものになっています。

最後に

確かに、ゴジラが中心で、キングギドラと

最終決戦をするのですが、

怪獣の出てくる場面や怪獣の多さに

目を奪われ、片時も落ち着いたシーンが

無いのもこの作品の特徴だと思います。

見終わった感想ですが、

一言で言えば、凶暴な

一大怪獣叙事詩です。

自然と人間が共存共栄していくには、

何が重要であるかを示唆している

時宜にかなっている

映画だと思うのですが…

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