EUイギリス離脱の経過と教訓

はじめに

かつての英国の存在感は、頗る

光輝に満ち溢れて憧憬そのものでした。

今や見る影もない印象を

受けるのは私だけでしょうか。

2016年に英国はEU離脱を国民投票で

決めたのです。

そこからダッチロールです。

移民問題と北アイルランド問題が

根底に潜在しているそうです。

EU離脱の理由

英国は、社会保障制度が充実しています。

例えば、医療費が原則無料です。

そこに目を付けた移民や難民が

英国目指して殺到するのです。

旧東欧諸国からの移民の増加で、

英国国民は、自分達の仕事を

簒奪されると思ったのです。

また中東や北アフリカの難民が、

EU諸国を経由して、英国へ

流入してきたことへの

危機意識があります。

以上のことから、英国国民は、

EUから離脱さえすれば、移民や難民

問題が解決すると思い至ったからです。

離脱で生じる問題点

英国がEUから離脱すると、

それに伴って当然国境が復活するのです。

そうすると、英国領土である

アイルランドと北アイルランドの間に

国境が復活してしまうのです。

かつての英国を悩ませた北アイルランド

紛争に火が付き再燃するのではという

危惧があります。

その紛争は、もともとは宗教問題です。

すなわちカトリックのアイルランドと

プロテスタントの英国という対立の

図式です。

プロテスタントが誕生した経緯

端的に言えば、

16世紀にイングランド国王だった

ヘンリー8世の我儘です。

彼は妻の侍女と関係を持ち、

その侍女が正式な妻の立場を

要求してきたのです。

しかしながら、カトリックは、

離婚を禁止しているのです。

そこで彼は、有ろう事か、

カトリックから離脱して、英国国教会を

拵えてしまったのです。

後に英国国教会は、宗教改革の流れで、

プロテスタントと

見做されるようになりました。

最後に

最近の英国の情勢は、EU離脱を巡って、

ますます熾烈な様相を

呈しているようです。

与党・保守党党首選でメイ英首相の

後釜候補の二人が因縁の対決を

演じるようです。

強硬離脱派のジョンソン前外相(54)と

強硬離脱派から転向したゴーブ

環境相(51)の対決は目が離せないです。

故に、英国は史上困難な時期のひとつに

遭遇しているのです。

かつての大英帝国の面影は、

どこに行ったのでしょうか。

栄枯盛衰は、世の常と言われますが、

日本も他山の石として、

今後の行く末を熟慮して

いかねばならないと思うのですが…

日本の内外情勢も安穏として

居られないと思います。

東京オリンピック、G20、大阪万博等

日本が主導すべき国際的イベントも

目白押しです。

国際社会が、日本の動向を

注視していると思うので、

日本及び日本人は、心して

対応していかなければならないと

思います。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。