はじめに
「X-MEN ダーク・フェニックス」は、
人間と人類の進化形とも突然変異とも
言えるミュータントが共存して、
悪と戦っているのですが
偶然、主人公のジーン・グレイが
ダークサイドの人格=
ダーク・フェニックスを
覚醒してしまうのです。
その悪が身内のX-MEN から出現するという
悲劇、さらに人類の絶滅を
招来してしまうのではと思われるのです。
映画のあらすじ
ジーン・グレイは、少女時代に
交通事故で両親を失いプロフェッサーXに、
目をかけられ、ミュータントの仲間たちと
育ったのです。
大人になったジーン・グレイは
X-MEN の中心的メンバーに
なっていったのです。
今やX-MEN は、その活躍によって
世間に受容され、大統領さえ全幅の
信頼を寄せていたのです。
ある日、X-MEN の任務として、
宇宙空間で事故を起こしたNASA
スペースシャトルを救出する
任務を遂行したのです。
ところが、その任務の遂行中に、
ジーンは熱放射を浴びて生命の危機に
瀕しながらもなんとかクルー全員を
救出することに成功したのです。
しかしながら、この事故によって、
なんらかの驚異的な能力が開花し、
自身のパワーをコントロール
出来なくなってしまったのです。
ジーンのダークサイドの人格いわゆる
ダーク・フェニックスが覚醒したのです。
それからプロフェッサーXがジーンに
対して、長い間封印して秘密に
していた事を、ジーンは自ら調査して
事の真相が判明すると、
プロフェッサーXに怒りの炎が
燃えたぎり、収拾がつかなくなる程、
自身のパワーを制御出来なくなるのです。
そこへ接近してきた謎の女が
ジーンのパワーを悪用せんとするのです。
地球を破滅しかねない程に
なってしまったジーンに対してX-MEN は
その結束が揺らぎ始めるのです。
今や敵となってしまったジーンを
抹殺すべきかどうかで葛藤するのです。
ダーク・フェニックスは今や人類の
敵と見なされ、世論も反ミュータントに
傾斜していくのです。
果たして、この結末はどうなるのか
X-MEN は、ジーンに対してどう
立ち向かうのか…
最後に
強力なテレパシーとサイコキネシスの
超能力を持つジーン・グレイが
主人公で、史上最大の脅威が
X-MEN に襲来するという
ストーリーになっているのですが、
今回の敵は、X-MEN の身内から
出現するという設定が、非常に
興味深く思いました。
ストーリーの展開も各シーンも
素晴らしい出来映えで、
息つく間もなく、時間が経過して
あっと言う間に上映時間が終了したという
感じです。
こんなにも面白いSF映画は、
他にないのではと思います。
終了しても暫時余韻に
浸っていたほどです。