共生する外国人留学生を支援するグローバル愛知の示唆と目標

はじめに

一般社団法人グローバル愛知事務局長

エリオット・コンティ氏の

取り組みは大いに期待出来ます。

グローバル愛知は2017年に発足し

470人以上の就職支援をして

うち35人を

就職させてきたそうです。

今や日本は、留学生が26万人を超え、

卒業後も彼らを、如何にして

人材として確保するかが課題です。

エリオット・コンティ氏について

1990年米国オハイオ州生まれで、

2011年デニソン大学東アジア研究部の

3年生の時に、南山大学に

交換留学生として来日しています。

その後、大阪市立大学大学院で

社会学修士を取得しています。

2017年に名古屋市のナガサキ工業に

入社して、同社社長が組織した

留学生就職支援団体グローバル愛知の

事務局長を務めているそうです。

これまでの取り組み

エリオット氏は、約8年間、日本で

研究活動を継続してきました。

まず交換留学生として、

訪日したことを契機として、

大阪市立大学大学院に進学後、

研究テーマを大阪市西成区として、

様々なフィールドワークを

試みてきたようです。

自分自身も西成で、生活を続け、

西成の街の共生に感銘を受けたそうです。

今後の日本は、意識の高い外国人の

力が必要不可欠で、西成での共生が

参考になると実感したようです。

西成の街について

ここで、西成について触れておきたいと

思います。

地下鉄御堂筋線の動物園前駅で下車し、

1番出口を出て、左折すると、

通天閣方面で所謂ジャンジャン横丁と

言われる繁華街です。

いつも人で混み合って

ごった返しています。

一方、右折し横断歩道を渡ると、なんと

夥しいほどのカラオケ居酒屋が、

林立しています。

有名な、大正ロマンの館のような

「百番」や飛田新地の

手前まで、カラオケが

鳴り響いているのです。

ここ数年で、この通りは様相が

一変したようです。

少なくとも100軒ほど

カラオケ居酒屋があり、そのほとんどが

中国人経営者だそうです。

なかには、香港人や台湾人などが経営する

店もあるようです。

客層は、日雇い労働者もいますが、

ほとんどスーツを着た日本人

サラリーマンのようです。

まさに、共生そのもので、

うまく調和した雰囲気を

醸し出していると思います。

カラオケ居酒屋だけでなく、

ゲストハウスも点在しているので、

街自体も活気があります。

一時期は、シャッター通りの感が

あったのですが、外国人によって

見事に街が再生した

ひとつの例だと思うのですが

多分エリオット氏もこのような西成の街を

目の当たりにしたと推測します。

今後の展望について

ところで、グローバル愛知は、

日本で働きたい

留学生の就職活動を支援しています。

具体的には、企業の工場見学や

社員との意見交換会をも

開催しています。

日本語教育やマナー講座も実施して

留学生の実務能力のベースとなるものの

引き上げを図っているのです。

人材派遣業とは、明確に相違して、

学生からも企業からも、まったく

成功報酬を受け取らないのです。

その結果、東海地方でかなりの

実績をあげているのです。

最後に

外国人労働者問題に対して、ひとつの

示唆をエリオット氏は、

与えてくれたようです。

日本の人手不足は、

中小企業を中心に大きな話題に

なっていますが、

人を育て、人材として活用できたら、

言う事ないと思います。

まさに令和時代の幕開けにふさわしい

ひとつのテーマとして、共生があると

思います。

あらゆるところで、共生を考える時が

到来しています。

外国人と日本人、老若男女、障害者との

さらには、AIロボットとの共生も

俎上にのぼる日がもう間近に

迫っているのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。