AI研究者がわかりやすく小説で未来予測!その仕組みと役割

はじめに

小説家川添愛さんがAIについて

難解な領域を

簡単に説明しようとしています。

小説という媒体で読者に伝達するという

画期的な試みに

チャレンジしているのは、

素晴らしいと思いました。

特に、機械に言葉を伝達するのは

いかに難しいかを、小説の中で

表現しているようです。

川添愛さんについて

川添愛さんは、1973年生まれで、

九州大学文学部文学科言語学専攻卒業、

同大学院博士号(文学)を取得しています。

2016年まで、国立情報学研究所

社会共有知研究センター特任准教授を

務めた後、小説家として独立しています。

著作は多数あり、代表作は、

『自動人形の城 人工知能の意図理解を

めぐる物語』です。

川添愛さんのこれまでの経緯

川添さんは、大学では言語学を

研究していたのですが、大学院の

博士課程時に、研究アシスタントとして、

国立情報学研究所で、働いたのが

契機となって理系の自然言語処理の

分野の研究に取り組んで、

特任准教授の職を得たのです。

そこでは、人間の言葉、特に曖昧表現を

AIにどのように正しく伝達するかの

研究に傾注していたようです。

これには膨大なデータと手間がかかると

川添さんは認識していたのです。

川添愛さんの小説の特徴

川添さんの小説は、難解なAIのテーマにも

関わらず、文体は児童文学風で、

子供にも分かりやすく表現しています。

世界観は、おとぎ話のような

ファンタジーです。

2017年上梓の『自動人形の城』の

内容は、城の召使いが、

悪徳魔法使いによって、

自動人形(ロボット)に変えられるのです。

城の王子が問題解決のために

奔走するというストーリーです。

機械に、言葉を伝達することの

困難さが、縦横に描かれている作品です。

川添愛さんの作品の役割

希望と不安が交錯するAI時代において、

川添さんの小説は、

決して傾いた道標ではなく、

脱輪した軌道を、正常な状態に

する役割があると思います。

次世代の子供たちが、彼女の作品に

啓発されて、最先端技術に興味関心を

持ち、研究者を目指すように

なってくれたら、最上の喜びであると

川添さんは述べているのです。

最後に

数十年後には、AIが人間の能力を

超えるシンギュラリティが

到来すると予測されています。

人間とAIが共存共栄する道を模索するのは

勿論人間の役割だと思います。

特に時代を担う子供、若い世代が

AIについて興味関心を持つのは、

当然のことです。

そういう意味でも川添愛さんのように

難解なAIの専門的知識を

児童文学風に噛み砕いた形で、

伝達するのは、大いに意義のある

試みだと思います。

未来を担う人達が将来の仕事や

社会のあり方を考える

一助となるに違いないです。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。