わたし、定時で帰ります。朱野帰子さんの会社員時代の経験を反映

はじめに

久々に、日本のドラマで面白いなと

思ったのが、吉高由里子主演の

「わたし、定時で帰ります。」です。

IT企業勤務の社員役で、まさに

現代風の時代を反映したドラマです。

働き方改革ということで、

様々な個性のある会社員同士の

葛藤ありミステリーありで面白いです。

作者について

「わたし、定時で帰ります。」の

作者朱野帰子さんは、1979年東京都生まれで、

早稲田大学第一文学部を卒業しています。

2009年に、「マタタビ潔子の猫魂」で

第4回ダ・ヴィンチ文学賞を受賞しています。

他に「駅物語」「海に降る」など多数の

著作があります。

4月から「わたし、定時で帰ります。」が

ドラマ化されました。

また続編として、

「わたし、定時で帰ります。ハイパー」を

刊行しています。

作者朱野帰子さんは会社員時代に書いた

小説で新人賞を受賞して

作家デビューしたのです。

彼女が就職した時期は、就職氷河期で

小さなマーケティング会社に

就職し、報告書の作成に追われたそうです。

数々の報告書作成に忙殺され、

「こんなにも報告書を書くなら

自分で小説を書いた方がいいのでは」と

思い、創作を開始したようです。

会社から帰るのが午後10時頃で、

午前1時までオープンしているカフェで

閉店になるまで、執筆していたそうです。

まさに書くことに中毒になるほど

没頭していたとの事です。

そして、とうとう勤務していた会社に、

「小説を書く時間を増やしたいから

派遣社員になります。」と言って、

退職願を提出したのです。

ところが数日後にリーマンショックで

派遣会社はモロに影響を受けたので、

慌てて100倍の競争をクリアして、

正社員として食品会社に

採用内定されたそうです。

皮肉にもその頃に、新人賞受賞も

決まったそうです。

会社は、試用期間中だったので、

バレないように、ペンネームを

考えて急遽朱野帰子にしたとのことです。

まさに波乱万丈の展開のようです。

小説のネタには事欠かない様々な

体験をされたようです。

最後に

最近、韓流ドラマがかなり面白く、

日本のドラマが見劣りするなと思っていた

矢先に、このドラマに遭遇しました。

日本の時代劇は勧善懲悪で単純だし、

日本の刑事物もワンパターンで

イマイチだと思っていたのです。

一方、韓流ドラマの

時代物は、権力闘争や予期せぬ展開に

ハラハラドキドキして、なかなか

面白いと思ってしまいました。

なるほど多くの日本人が

韓流ドラマにハマるわけだと

納得していました。

韓流ドラマの現代の医療、刑事、裁判を

扱った作品もハズレが無いほど面白いのです。

日本のアニメは世界に冠たるものがありますが

ドラマは貧弱だと思っていた昨今でした。

しかしながら、この朱野帰子さんの

「わたし、定時で帰ります。」に

出会って、まだまだ日本の作品も

イケるのではと思った次第です。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。