共生社会日本に向けて法務省出入国在留管理庁の役割甚大

はじめに

外国人労働者問題は

日本及び日本人の命運をかけた

大問題に

発展すると思います。

政治家、行政、企業、教育機関等、

その責任の重大さを把持する

必要があります。

感動される日本及び日本人から

軽侮される日本及び日本人に

転落するのではと危惧します。

外国人材との共生社会

4月1日に法務省の外局「出入国在留管理庁」が

発足しました。

外国人労働者の受け入れ拡大のための

新制度のようです。

山下法相は、

「共生政策はわが国の将来像にも影響を

与える重要なもの」と述べています。

新元号「令和」の発表と奇しくも発足が

同じ日になったということで、

共生社会へと大きく舵をとる決意は

甚大なるものがあるようです。

でも残念ながら現状は、余りにも悲惨です。

技能実習生の現状

現在、約30万8,000人の技能実習生が

存在しています。

技能実習生としての期間は、

最長5年、賃金は日本人と

同等以上とされています。

この条件の通りであるなら、

何も問題はないはずです。

しかしながら、2018年法務省調査によると、

9,052人もの失踪者が出たとのことです。

これは5年前の2.5倍以上になるようです。

実に由々しき緊急事態です。

法務省の調査によると、

大企業も含めて、14%近くの企業で、

労働関係の

法律違反の疑いがあるようです。

例えば、調査報告書によると、

縫製業で、基本給が6万円しかなかったり、

農業では、時間外労働の時給がわずか

400円だったりと企業のやりたい放題です。

このように過酷な労働環境が

「失踪」の原因になっているのです。

また、平成24年から29年にかけて、

なんと171人が死亡しているのです。

その内の17人が自殺です。

日本の企業だけでなく、現地の

悪質ブローカーに出国前に多額のお金を

借りて、返済出来なくて、逃亡する

技能実習生もいるようです。

実に、人でなし達に喰いものにされている

現状があります。

留学生の現状

現在、約29万8,000人の海外からの

留学生が日本に来ています。

日本語学校や大学で学んでいるため、

アルバイトは、週28時間以内と

制限されています。

今、話題になっている東京福祉大学の

留学生のうち、なんと700人が

行方不明になっているようです。

まさに、貧困ビジネスをやっているとしか

思えないです。

日本人のサムライ精神や惻隠の情は

一体何処へ行ったのでしょうか?

実に情け無いことだと思います。

今後の対応策

次の3点については、

厳格に対処すべきです。

①悪質ブローカーの徹底した排除

より実効性のある対策が焦眉の急です。

②労働現場の厳格な法令順守を

違反企業に厳罰を課すべきです。

③留学生への審査を厳正に

悪質な日本語学校の排除が必要です。

最後に

今回発足した出入口在留管理庁は、

責任重大です。

大仰に言うと、日本の命運が

かかっていると言っても過言ではないと

思います。

わざわざ日本に来て頂いた

海外の方たちに対して、

住みよい環境を提供してあげるのは、

私たち日本人に課された課題です。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。