日本の大学のこれからオワコンかどうか国際教育と理数教育次第

 

はじめに

日本の大学も遅ればせながら、

改革の動きが出ようとしてますね。

国際情勢が流動化し、技術立国日本が

中国に大幅に遅れをとりつつある

ことにやっと気づいたのでしょうか。

中国は、国家レベルでも個人レベルでも

かなりの努力をしてますね。

日本は明らかに中国の後塵を拝しています。

果たして、これから先、

間に合うのか危惧しています。

日本の大学の特徴

日本の大学は、いわゆるタコツボ化しています。

学問分野を法学、経済学、国文学等で、

研究対象によって分けていて、

分野間の連携が脆弱で、バラバラです。

本来なら、教養教育によって、

ものの見方を学ばせるべきなのに、

教養主義が根づくことがなかったのです。

戦前から戦後まもなくまでの

旧制高校では、素晴らしい教養教育が

行われていたようです。

全寮制で寝食を共にした文科、理科系が

入り混じって、論語やカントなどを

読みこなし、激論を闘わして3年間を

過ごし、真のリーダーが育成されたのです。

最近の大学の取り組み

最近の日本の大学の3大トレンドは、

少人数、国際化、数理教育であるそうです。

この潮流をリードしているのが、

私学の雄である早稲田大学です。

2004年に設立された

国際教養学部(SILS)は、ほとんどすべての

授業が英語で実施され、

ディスカッション中心の少人数制で、

大量の課題を

こなさなければならないようです。

関西では、関西学院大学が、

特色ある教育を実施しているようです。

なんと国連職員や外交官を目指す

専用コースがあるのです。

「国連・外交プログラム」は、

国際機関で働くことを目指す画期的なものです。

授業は、元国連職員などの教員をそろえ、

ゼミ形式の「国際・外交入門」などを

学べるようです。

2017年には、

大学院にも「国連・外交コース」を

副専攻として、新設しています。

また、国連ユースボランティア派遣にも

注力しています。

来たるべきAI時代に向けて

やはり何と言っても、AI時代が

間近に迫っているので、トレンドの

ひとつである数理教育を視野に入れた大学は、

多いようです。

その一例として、早稲田大学政治経済学部は、

文系ながら、2021年から数学Ⅰおよひ数学Aを

必修の入試科目にすると発表しました。

AIやデータサイエンスなど新分野を担う

人材が求められる昨今なので、

当然かもしれないです。

関西学院大学では、2019年4月から

日本IBMと共同開発した

「AI活用人材育成プログラム」を

開講するようです。

最後に

来たるべきAI時代に向けて、

大学も様々な努力をして、

生き残りをかけていると思われます。

技術立国日本の面目躍如だと思うので、

中国や韓国などの大学や大学院に

負けないように時代を先取りする姿勢が

今こそ必要な時期になっているのだと思います。

やはり、教育が国の根幹ですので、

今後の日本の大学には、

おおいに期待したいものです。

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