はじめに
春節ですね!
中国の景気減速で、
訪日客も首位をタイに奪われて、
日本は2位になりました。
タイが首位なのは、
よく理解できます。
魅力満載ですからね。
日本は、飽きられないようにしないと!
観光立国というのは、
工夫やアイディアが
不可欠だと思います。
中国人の消費冷え込み
中国の大手旅行サイトのシートリップによると、
今年の春節期間中、国外へ出る中国人は、
前年より約50万人多く、
延べ約700万人だったそうです。
渡航先の首位は、タイで、
日本は2位という事です。
様々な理由があると思いますが、
2019年1月に、中国で、施行された
「中国電子商取引法」によって、
日本で買った物を、帰国後、中国で
ネット転売することが困難になったり、
2018年末から、中国に
持ち帰ることの出来る買い物の上限が
厳格に運用されるように
なったからだと思います。
日本の大手百貨店の2019年1月の
免税品売上高が、
前年同月を下回ったようです。
様々な企業努力
中国人の爆買いが影を潜め、消費冷え込み
傾向に対処するために、
様々な企業努力があるようです。
例えば、
大丸梅田店は、台湾など諸外国より、
かなりお買い得だと
比較価格を掲示しているようです。
そごう西武は、SNSを
最大限に活用しているそうです。
中国の人気女性モデルを起用して、
衣料品や化粧品を動画で配信したようです。
すると、延べ158万人が視聴したそうです。
免税店大手ラオックスは、
「超絶限定祭」というイベントを
開催中らしいです。
中国人に人気の商品を2月13日まで、
最大6割引で販売しているそうです。
爆買いから体験型へ
また、プリンスホテルは、
中国語専門のスキー教室を
長野県軽井沢町で開始したようです。
中国は、2022年北京冬季オリンピックに
向けて、空前のスキーブームが
発生しているそうです。
それで、かなりの数の中国人が
日本のスキーツアーに参加しているようです。
中国人の観光目的が、爆買いから、
体験型にシフトしているようです。
グルメツアーも人気で、
2016年、中国でフグ解禁になったこともあり、
東京浅草のフグ料理店の来客の7割が
中国人観光客だそうです。
今回は、特別に、東京タワーが
中国人観光客に向けて、チャイナレッドに
ライトアップされました。
点灯式には、中国人観光客に向けて、
安倍総理からのメッセージもあり、
盛り上がったようです。
最後に
2018年1年間に、中国人が日本で落とした
金額は、なんと1兆5,370億円で、
一人当たり11万円も使ったことになります。
経済的には、日本にとっては、
非常に有難いことです。
しかしながら、問題もあるようです。
それは、北海道全域で、中国人投資家が、
土地を買い漁っているという事です。
日本は、土地や水源に関しての
法制度が不備なようです。
いつのまにか外国人が日本の土地で
所有権を行使するとなると、
安全保障上も問題があるので、
法整備が焦眉の急だと思います。