はじめに
自動運転分野でも、グーグルが
圧倒的な強さを発揮しそうな
状況になってきたようです。
日仏連合が参加することによって、
グーグル陣営の自動車メーカー
販売台数は、1,600万台を
突破する勢いです。
独自技術を誇ってきた日本の
自動車メーカーも戦略転換が
必要だと思います。
グーグルの戦略
グーグルは、他に先駆けて、
2009年に自動運転研究の開発に、
着手しました。
2018年10月には、アメリカの公道の
総走行距離1千万マイル(1,600万km)に
達したそうです。
グーグルは、すでに欧米
フィアット・クライスラー・オートモービルズ
や英ジャガー・ランドローパーと
自動運転分野で、協業しています。
そこに、今回日仏連合が参画することで、
グーグル陣営の自動車メーカー販売台数が
1,600万台規模に達したわけです。
自動車大手メーカーがIT企業と提携
グーグルが先鞭をつけてから、
多くの大手自動車メーカーが、
IT企業と相次いで、提携しつつあります。
トヨタ自動車がソフトバンクグループと、
独フォルクスワーゲンが米インテル子会社と
などなどです。
大手自動車メーカーは、当然のことながら、
車のハンドルさばき、アクセルに反映させる
制御技術などは、強味ですが、
データ解析の歴史は、浅いのです。
そこで、相補う形で、
大手自動車メーカーとIT企業の
提携が生じたわけです。
グーグルは、膨大なデータを駆使し、
人工知能(AI)で、歩行者の
数秒後の行動予測が可能なわけです。
実際、アリゾナ州では、自動運転車の
配車サービスが実用化されています。
しかしながら、問題もあるようです。
自動運転による事故例
米グーグル系のウェイモの自動運転車が
アリゾナ州で衝突事故に巻き込まれたそうです。
それで、自動運転車の運転席の係員が軽傷を
負ったようです。
この衝突事故は州都フェニックス郊外で
起きたそうです。
また、アリゾナ州では
米ウーバーテクノロジーズの
自動運転車が路上走行試験中に
歩行者死亡事故を起こしているそうです。
以上のように、まだまだ事故を完璧に
防ぐ段階に達していないようです。
今後、研究開発が進んでいくようですが、
安全第一を祈念するばかりです。
最後に
グーグルが先鞭をつけて、
自動運転車が現実のものに
なりつつあります。
日本のお隣中国は、
世界最大の自動車市場です。
中国のネット検索大手である百度(バイドゥ)の
動向にも目が離せないようです。
グーグルは、世界の車メーカー向けに、
基本ソフト「アンドロイド」の提供を
しています。
主役は、まさにグーグル陣営であるという
感じになりつつあります。