はじめに
Tカード会員は、
全国で約6700万人いるそうです。
会員情報を令状無しに、
提供していたというのは、
やはり気持ちの良いものでは
ありませんね。
日本人の約半数の
情報が即入手出来るというのは、
いかがなものでしょうか?
Tカードだけでは
ないかもしれないですが…
情報漏洩とは
情報漏洩ということが、
よく話題になります。
国家レベル、個人レベルの場合と
色々有ると思いますが、
国家も個人の集合体だと考えると、
同じくらい各国家、各個人の
情報は、差別なく重要だと思うのは、
間違いなんでしょうか?
最近では、中国のファーウェイの
幹部がカナダで拘束されました。
機密情報を盗んだのでは、という
事なんですが、
米中情報覇権争いか
アメリカが、中国に対して非常に
警戒しているのが、よく分かります。
欧米にとっては、昔の黄禍論が
潜在的に根強く残っているのではないかと
思います。
中国のアリババやファーウェイの
急拡大した影響力は、
アメリカにとっては、想像以上の
脅威かもしれません。
最近アメリカでは、中国人留学生に
対しても、スパイじゃないかと
警戒し始めたようです。
確かに、中国人は勉強熱心で優秀な
学生が多いと思います。
スパイとみなすのは、
大袈裟かもしれませんね。
中国人留学生は、留学する際には現地での
就職や永住を考慮しているかもしれないです。
でも大学卒業後、最近では中国に
帰国する人が増えているそうです。
国内のシンクタンク、
センター・フォー・チャイナ・アンド・
グローバリゼーション(CCG)によると、
2016年にアメリカだけでなく、
海外の大学を卒業した
中国人留学生の80%が
中国に戻ってきているそうです。
「海外で成長して、戻ってくる」ので、
そのような留学生たちは、
「ハイダイ(海帰もしくは海亀)」と
呼ばれているそうです。
また、アメリカのIT企業などに、
一旦就職した後で、中国にもどるケースも
あるようです。
当然テクノロジーのノウハウを
身に付けてから帰国するので、
技術が流出していると、
アメリカが考えてしまうのは、
当然かもしれないですが…
古今東西よくある話ですよね。
日本も昔は猿真似とか、
エコノミックアニマルとか
言われたことを、つい想起してしまいます。
確かに、中国は巨大な国家で、
共産主義体制ですので、
資本主義国家である
アメリカや日本にとっては、
将来にわたって、目が離せない程
ますます巨大になっていく
まさに進撃の巨人と言っても過言ではない
国家だと思うのですが、
どうなんでしょうか?
間違っていますかね。
まとめ
Tカードの件から、米中関係にまで、
話が飛躍しましたが、
国家が、個人情報をどこまで管理していいのか
大きなテーマですね。
中国という巨大な管理国家が存在する限り
難しい問題だと思います。