中国の半導体メーカーファーウェイに対する米国の挑戦の行方

はじめに

中国のファーウェイが、

1月24日に次世代通信規格5G向けの

半導体を開発したと発表したようです。

バロン5000と命名して、

アメリカの企業より先行して

シェア拡大を狙うとのことです。

バロン5000は4G に比べ、10倍の通信速度があり、

アメリカのクアルコム製品と比較しても

2倍の通信速度という優れものです。

バロン5000は2G、3G、4Gに1枚のチップで

対応できるそうです。

米中間覇権争いが激化している中で、

なかなかシブトイ勝負が

続行しそうですね。

ファーウェイについて

ファーウェイは、中国で最高の技術力を

誇る企業です。

スマホだけでなく、スマホの基地局や

通信ネットワーク機器を販売しています。

移動通信の基地局では、エリクソンやノキアと

肩を並べ、世界三強の一角を占めるほどです。

つい最近世界1位となりました。

スマホでもアップルを抜き、サムスンに次いで

世界2位という躍進ぶりです。

このような競争力の源泉は研究開発力にあるようです。

2017年には売上の15%相当1兆5000億円を

研究開発に投入したそうです。

アメリカの中国に対する疑念

アメリカはオバマ政権の頃から、

中国に対する疑念を抱くようになっていたが、

表面に噴出することはなかったのです。

トランプ政権になってからは、

正面切ってファーウェイを

批判攻撃するようになったのです。

2018年4月に、連邦通信委員会が

ファーウェイとZTEの機器を

アメリカの通信事業社が利用するのを

禁じる方針を打ち出したのです。

8月には国防権限法によって、

ファーウェイやZTEの機器を

アメリカ政府の情報システムの調達をすることを

禁じたのです。

日本ではソフトバンクもファーウェイやZTEの

基地局をノキアとエリクソンに

順次入れ替えていくことを決めたようです。

中国だけが危機なのか疑問も

イメージ先行で情報漏洩するだろうと

考えすぎの感がないでもないですが、

中国では確かに、国家情報法を制定して、

7条で「国家の情報活動を支持協力しなければならない」と

明記しているので、だからリスクだという

イメージが横行しているような気がしてなりません。

アメリカもスノーデン氏の指摘があったのは

記憶に新しいのではないかと思います。

最後に

日本の通信事業社がファーウェイやZTEの機器を

排除して、

5G のサービスを消費者に適正価格で

提供できるのかどうかは疑問です。

今のトランプ政権下の米中覇権争いの

ほとぼりが冷めるまで静観するというのも

賢明な選択かもしれないです。

あえて火中の栗を拾うこともないような気がするのですが、

どうなんでしょうかね。

ABOUTこの記事をかいた人

長年教育の場で、働いてきました。 前半は、日本の小学校で、 後半は日本の高校、日本の大学、 中国とベトナムの大学で日本語教師という風に! 今年2018年6月に日本に帰国しました。