はじめに
映画アバターのモデルになった
中国湖南省の観光スポットである
張家界周辺を運営管理するのが張家界
旅遊集団です。
2016年には、空中散歩ができる
ガラスのつり橋を開業しています。
ここは、鍾乳洞や200m超の石柱など
観光資源が豊富な所です。
映画アバターについて
アメリカのSF映画で、
監督はジェームズ・キャメロンです。
最新のCG技術を使った3D映像で
話題となり、爆発的なヒットを記録しました。
2010年12月18日に全世界で同時公開され、
公開17日目で全世界興行収入
10億ドルを突破したとのことです。
「アバター」は史上最速で達成したそうです。
同じくジェームズ・キャメロン監督の
映画作品「タイタニック」の記録を
約6週間で抜き、歴代1位を記録したそうです。
また、第82回アカデミー賞で、
作品賞、監督賞、撮影賞など
計9部門にノミネートされました。
物語の舞台は莫大な利益をもたらす鉱物が眠る
惑星「パンドラ」です。
主人公の元兵士ジェイクが、
人間とパンドラの先住民ナヴィの
DNAを組み合わせた「アバター(分身)」に、
自身の意識を
送り込む「アバタープロジェクト」に
参加するというストーリーです。
「アバター」のヒットに伴い、
3Dテレビを前面に打ち出す
企業が増えるなど、
映画や映像関連の分野に
影響を与えたようです。
中国湖南省の観光資源
映画『アバター』の素晴らしい景観
ハレルヤ山(標高約1000m)のモデルとなった
場所があります。
自然が創り出した陸橋「天下第一橋」や
「迷魂台」など、
武陵源を代表する絶景が広がります。
更にこの袁家界のもう1つの見どころが、
高さ326mの世界一高い
野外エレベーター「百龍エレベーター」です。
自分の足で登ると2時間かかる
距離をわずか1分というスピードで
一気に登ります。
エレベーターに乗っている最中は
張家界市を一望でき、
降りれば目の前には
中国のグランドキャニオンと称される
袁家界風景区の絶景が目の前に現れるのです。
迫力満点の景色は一見の価値ありです。
武陵源は1970年代までは少数民族だけが
暮らす未開の地で、中国の地図では
空白の土地だった秘境だそうです。
日本からは直行便がないので、
張家界までは
1日がかりの移動となりそうですが、
地殻変動による隆起と雨風による
浸食により数億年という時間を経過して、
形作られた奇岩の絶景は、
それだけの時間をかけても
一生に一度は、見る価値のある絶景らしいです。
まとめ
中国は、観光資源の豊富な国です。
やり方が適切であれば、
観光立国になれると思います。
映画アバターの舞台は、世界中どこを探しても
ないような、絶景だと思います。
他にも、中国にはまだまだ発掘されずに
眠っている場所があるようです。
中国の旅行社を中心に、
これからますます発展していける
要素が豊富にありそうです。