一気に読める言葉・名言本を紹介したいと思います。
それは、以下の3冊です。
米光一成・編『男の鳥肌名言集』角川書店
原田まりる『私の体を鞭打つ言葉』サンマーク出版
心屋仁之助『人生に奇跡が起きる魔法の言葉』
男の鳥肌名言集
タイトルに魅かれて購入しました。
まさに鳥肌が立つような男のなかの男の名言集です。
著者は立命館大学映像学部教授としてゲームデザインを教えているようです。
日本及び世界の各界著名人の名言を集めた著作です。
特に印象に残った名言をリストアップしました。
安西光義「あきらめたら そこで 試合終了だよ。」
糸井重里「ゴールは遠いなぁ と、がっかりするのも道のりです。」
松下幸之助「成功するところまで続ければ、それは成功になる」
千代の富士「いま強くなる稽古と 3年先に強くなるための稽古と
両方をしなくちゃならない。」
車寅次郎「やっぱり、真面目にね、こつこつこつこつ やっていきゃ、
いつか、芽が出るんだから。」
ベーブ・ルース「あきらめないヤツを負かすことはできない。」
マイケル・ジョーダン「何度も何度も失敗し、打ちのめされた。
それが、俺の成功した理由だ。」
立ち上がる、立ち上がる、また立ち上がるという力強さタフさを植え付けてくれる名言の
数々だと思います。
何かを為そうとしたら、障害は付き物ですので、
それを克服し、何度でもチャレンジしてやるという気持ちになってくるのが不思議です。
まさしくこの本のタイトルのように、激しく心揺さぶられる著書です。
私の体を鞭打つ言葉
この本のタイトルもなかなか興味をそそるものがありました。
哲学ナビゲーターとか哲学アイドルとか言われるようです。
レースクイーン・オブ・ザ・イヤー2005グランプリを受賞したり、
男装アイドルユニット「風男塾」のメンバーとして活躍した
個性的な経歴の持ち主です。
この著作の中で、心に響いた文章を列記したいと思います。
「ぶっ飛んだ価値観の人間が「生きにくい」と悩み、苦しみながら、
もがき、あがきつづけ、考え抜いた学問が哲学だと私は考える。」
「他者の尺度で自分の幸せを決めつけ、自分の感性を否定して生きていくというのは、
自分でいること自体を拒否していることと同じである。」
「人生は予期せぬことと軌道修正の連続である」
「人は、どこに旅立とうが、いかに現世のしがらみを断ち切ろうが、絶対に
逃れられないものがある。それは自分自身の存在である。」
ショーペンハウアーの論じる自由と孤独は、表裏一体の関係にあると思います。
自由を愛するなら、孤独をも愛さなければならないということです。
自立する精神、自分を信頼する勇気を与えてくれるのが、
まさにこの書籍の素晴らしさだと感じました。
人生に奇跡が起きる魔法の言葉
本当に奇跡なんてあるのでしょうか。
この本のタイトルも衝撃的で思わず手にしていました。
著者は心理カウンセラーです。
どちらかというとありのまま、あるがままの自分をさらせ、ということかなと思うのですが、
もっと深い意味があるのかもしれません。
そんな著書の中からいくつか抜粋してみました。
「あなたが幸せになる条件は、すでにそこにある」
「あると信じると、ある」
「もう好きなことを、しているのかもしれない」
「面倒なことに時間をかけよう」
「しっかりした人が、しっかりできない人を作り出す」
「親に見限られても、自分のやりたいことをやる」
「行動を変えると、考え方が変わることもある」
「ありのままに生きよう」
やはりありのままに生きるということが、一番なんですね。
他人の人生じゃない、自分の人生だという覚悟と自覚で
勇気をもって人生のコマをすすめていけば、
幸せの風が吹いてくるのでしょう。